なぜ…?筒をかぶり前進するシロハラインコ「飼われている鳥ならではの行動」(2023年7月1日)

 筒の中が気になるシロハラインコさんです。

■最後は…豪快に筒を脱ぎ捨て

 筒の中をのぞき込んでいるシロハラインコ。すると突然、筒を頭にかぶって立ち上がり、トコトコ歩き出します。

 飼い主さんが筒をたたくと一瞬動きが止まりますが、すぐに横歩き。

 さらに、筒を床につけたまま、まっすぐ前進。最後は、豪快に筒を脱ぎ捨てました。

 なぜ、インコは筒をかぶって歩き出したのでしょうか?

■狭い所に入って…遊ぶことが好き

 筒をかぶっていたのは、シロハラインコのピノくん(4)です。

 飼い主さんによりますと、ピノくんは「他にもプリンの容器など、何かに頭を入れることが好き」だと言います。

 「横浜小鳥の病院」・海老沢和荘院長によりますと、「シロハラインコは狭い所に入って遊ぶことが好きなので、かぶって遊んでいる。筒の中に入ろうとしたが、頭しか入らず、この状態になったのでは」ということです。

 また海老沢院長は、「体を前に倒して進むのは、地面に体を擦りつけて頭や羽の手入れをする『サーフィン』と呼ばれる行動。筒をかぶりながらサーフィンすることを面白がっている。野生では襲われる危険があるため、こういった遊びはしない。外敵に襲われる恐れのない、飼われている鳥ならではの行動」と話していました。

(「羽鳥慎一 モーニングショー」2023年6月30日放送分より) ※この映像にはナレーションはありません。ご了承ください。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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