手が苦手だったインコが手を大好きになるまでのお話🐥

手を怖がっていたえりちゃんが、
手を大好きになるまでのお話。

えりちゃんを里親としてお迎えした時は
最初の2〜3日、全然ご飯を食べなくて
近づくだけでパニックを起こして
どんどん減る体重を見てはヒヤヒヤしました。

「飼い主に慣れなくても良い。
3羽と仲良くなってくれれば。」という思いで
えりちゃんに接していましたが

インコも高齢になると【介護】が必要な仔もいるので
ゆっくりで良いから手に慣れてくれたら嬉しいな。
そう思っていました。

半年経ってやっとタッチしても逃げなくなり
そこから、空腹状態を作りながら
手のひらに餌を置いてトレーニングをしました。

えりちゃんからは、「乗りたいけど
まだちょっと怖くていけないの。」という気持ちが
すごく伝わり、その気持ちが分かった時は

「飼い主が絶対に焦らないようにしよう」
そう思いました。

ついつい可愛くて、早く慣れてほしい。
乗ってほしいと思ってしまうけど
インコからしたら、飼い主の体の大きさなんて
怪物級なので、こっちが焦ったら終わりですw

心を鬼にして、えりちゃんと接していくと
えりちゃんはちゃんと見ててくれました。

最終的に両目見えなくなったので
この時にトレーニングしていて
本当に良かったなと感じました。

最期の時も、目は見えてなかったけど
プラケースに手を入れたら
えりちゃんから手の中に入ってきてくれました。

あの感触は忘れません。

えりちゃん、お迎えした時に
勇気を出してくれてありがとう。

手乗りにならず悩んでる方の
少しでも勇気になれば幸いです。

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