接客の練習をするインコさんです。
■突然「お水でござる」 なぜ?
おしゃべりが大好きなインコ。
インコさん:「お待たたせしました。お水でございま~す。お待たたたしました。お水でござい…お水でございま、ござい、もわ~」
接客の練習をしているのでしょうか?何度も繰り返しますが、なかなか上手に言えません。
すると突然、「ござる」と時代劇のような言葉遣いに…。
インコさん:「お水でござる。お水でござる」
インコさん:「お水、お水、お水でございま~す。お水でござる」
なぜ、インコは突然、“ござる”と言ったのでしょうか?
■“覚えている言葉”混ざった?
接客の練習をしていたのは、セキセイインコのラオくん(3歳)です。
飼い主さんによりますと「毎朝、水を替える時に、『お待たせしました。お水でございます』と話し掛けているが、『ござる』と言ったことはない」と話しています。
「横浜小鳥の病院」の海老沢和荘院長によりますと、「覚えている言葉が混ざって、教えていない言葉になることはよくある。『ございます』と、他の言葉の『する』が混ざり『ござる』になったのでは」ということです。
また海老沢院長は、「セキセイインコのオスは、メスの鳴き声を覚えて鳴く習性がある。インコは飼い主さんの言葉を何度も聞くと、言葉を覚える能力があり、言葉を喋るために反復練習をする。インコの個体差や学習能力によるが、一般的に数週間から数カ月で言葉を覚えることができる。ただし、反復練習や飼い主さんとのコミュニケーションも重要で、インコの興味や環境の変化によって学習スピードが異なる」と話していました。
(「羽鳥慎一モーニングショー」2023年6月12日放送分より)
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